武具庫(製作品/試作品一覧)
剣・金属モデル+着脱ギミック+鞘+交換パーツ一式+大型専用台座No.119
過去最大のパーツボリューム仕様で製作させていただいた
108番モデル専用台座です
108番モデル製作の際にご依頼主様と何度も打ち合わせをさせていただき、様々なアイデアが出た結果、予備パーツの数がとんでもないボリュームとなりました。この予備パーツの収納…どうしよう?…、と悩みましてまたもやご依頼主様と何度も打ち合わせを行うことに。
「ケース作ります?」「それだとせっかくの予備パーツが見えないし台座は?」「ライトアップとか良さそう」「文字を発光させましょうか」「どんな色にします?」「LED直の発光だと悪目立ちしそうですね」etc
そんなこんなで108番モデルと同様に、思いついたアイデアのほとんどを詰め込んだ仕様の台座が完成しました。
~特に気にかけた箇所は~
剣・鞘・着脱ツバ&段差・着脱エンド&リング・着脱凸プレート、これらを一気に眺められるライトアップ可能な台座を作ろう!ということで製作開始!
製作中も「○○を追加しよう」「ここは○○の方が良い」「ライトはブルー系が映えるね」等アイデアが次々…。
- < 剣・鞘収納フック >
- < 着脱凸プレート引き出し式収納 >
- < 着脱ツバ&段差・着脱エンド&リングオープン収納 >
- < ライトアップ >
- < 文字発光 >
~その他製作時のポイント~
製作中いろんなトラブルが発生し、剣本体&予備パーツ製作よりも苦戦してしまいました。
- < 剣・鞘収納フック >
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パーツの数、面積、重さのため、削り出しは時間と手間をかなり要しました。 - < 研磨 >
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研磨は特に継ぎ目の段差合わせを丁寧に行いました。
剣も台座に収めた時に、反射がより映えるよう刃の光沢をアップしました。 - < 塗装 >
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過去最高に面積が広く、途中で塗料を2回ほど追加しました。 仮組では塗り残しが見つかりました。
- < 組み立て >
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パーツ数(特に各種ネジ類)が多いため、特殊なネジの管理や組み立て順序が複雑でした。 - < 重量 >
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アイデアを詰め込んだ結果、台座も想像をはるかに超えるボリュームになり総重量50~70㎏になってしまいました。
※パーツ組み立て前に計測するのを忘れてしまい、組み立て後は所持している重量計では測定出来なかったため、重量表記に幅があります。
最終的に剣の完成から台座の完成まで約1年かかってしまいました。
打ち合わせ中に湧き出す様々なアイデアの実現を快諾してくださったご依頼主様には感謝の念しかありません。しかも、分解/組み立ては可能なのですが巨大&組み立てが複雑すぎたため、わざわざ他県からご依頼主様に車で受け取りに来ていただき、実際に完成した剣本体プラス台座を目の前にし取り扱いについて数時間かけて説明させていただきました。
本当にありがとうございました!
PS.また台座を作れる機会がありましたら今度はもう少しコンパクトな台座を作ってみたく思います。
サイズ | 幅90cm×高さ68cm×70cm | 重量 | 50,000~70,000g |
サイズ・重量は全て約
ロトの剣